親子留学の費用とは？―親子留学にオススメの国のポイントを徹底解説―
子どもと一緒に親子留学をしたい方は、年々増加傾向にあります。
また、小学校では英語教育に力を入れるようになっており、受験にも本格的なリスニングが加わっていることから「早めに英語に触れさせたい」という方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は「親子留学の費用」「親子留学にオススメの国」について、ご紹介していきます。
親子留学の費用は？
親子留学を行う際に気になるのは、まず費用面です。
留学先の国によって費用が大きく変わってくるほか、留学する期間によっても費用が変わります。
そのため、無理のない範囲で親子留学を考え、費用をしっかりと準備してから親子留学先を選択していきましょう。
【1年間の国別 留学費用】
- アメリカ：400～1000万円
- イギリス：350～900万円
- ハワイ：400～800万円
- オーストラリア：540～750万円
- ニュージーランド：350～600万円
親子留学先の選び方とは？
親子留学先を決める際には「どんな基準で選べばいいのか」「どんなことに気をつけるべきなのか」と疑問に感じて悩んでしまっている方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは「親子留学先の選び方」について、ご紹介していきます。
無理のない費用と期間を考える
親子留学を検討している場合には、期間や費用を中心に考えていくことで行きたい国を絞り込むことができます。
また、１週間などの短期留学もあることから、どれくらいの期間で親子留学をするのかも決めておくことが大切です。
費用の内訳としては「渡航費や学費・滞在費・緊急の際のお金」が挙げられ、少しお金の余裕を持って考えることがオススメです。
その中でも渡航費は、早く手配しておくことで費用を安く抑えられる可能性もあることから「親子留学をする」と決めた際には、渡航費から決めておきましょう。
滞在先
親子留学の際、滞在先を決めておかないと「今日、泊まれる所がない」「安全を確保できる場所に泊まれない」などのトラブルに見舞われてしまいます。
親子留学の際の滞在先に多いのはホームステイであり、教師の家に泊まることで自宅にいながら言語学習が行えるのは嬉しいポイントです。
また、ホームステイのメリットは「現地のスタイルを体験できる」ということであり、英語に触れながら現地の楽しさにも触れることができます。
ただ、他人の目が気になるという方は滞在先をホテルやアパートを選ぶことが多く、のんびりとストレスなく親子留学を楽しむことが可能です。
英語のスキルがどれくらい身につくのか
留学先を選ぶ際には費用も大切ですが、「留学先でどれくらいのスキルが身につくのか」「環境に恵まれているのか」も
気になるところです。
留学したからといって、すぐに目に見えた英語スキルの効果は感じられることはなく、
長期滞在しても日本語メインの生活ですと、なかなか身に付きません。
一日のうち数時間や半日英語レッスンを海外で受けただけでは
すぐに上達しませんので、海外でどのような生活リズムを整えるか
渡航前に決めておきましょう。
また、子どもの成長やレベルに合わせることも意識すると
子ども自身のストレスを軽減できるほか、英語に対する楽しさも体験することができます。
そのため、しっかりと吟味して留学先を決めていきましょう。
さらに、親子留学の失敗例として「予想していたより、環境が良くない」ということが挙げられますが、
事前にトラブルの際の対応・対策を確認しておきましょう。
親子留学の目的をしっかりと把握して、環境を事前に調べておくことが親子留学を成功させる秘訣です。
留学斡旋業者を通す場合は
パンプレットや体験談に信ぴょう性があるか、実際に身近に親子留学の経験した人から
聴くことができるかなど、細かい部分まで確認するようにしましょう。
親子留学におすすめの国とは？
親子留学をするにあたって気になるのは「みんなどんな国を親子留学先に選んでいるのか」ということだと思います。
一般的に親子留学先として人気なのは、ハワイ・オーストラリア・シンガポールの３つです。
理由の一つとして治安や気候があげられますが
ここからは、少し詳しく詳細をご紹介していきます。
ハワイ｜親子留学の定番！
ハワイは親子留学先の国として定番の場所です。
ハワイのメリットは観光客や留学生、日本人も多いことから子ども自身がストレスを感じにくい点であり、日本人にも親しみやすい環境が整っています。
また、日本人への理解度も高いことから、親としても安心して子どもに英語の勉強をさせることができます。
ハワイの公用語は英語ですが、日本語の対応できるお店もあることから食材などは安心して用意することが可能です。
ただ、ハワイでの親子留学は5歳以上と決まっていることが多く、レッスン期間は１週間で10万円前後とされています。
物価が高いので、生活費は高めになります。
【ハワイの情報】
- 国：アメリカ合衆国
- 公用語：英語とハワイ語
- 日本からの移動時間：約7時間
- 治安：普通
オーストラリア
オーストラリアは、治安が良いことから日本人の親子留学先として人気の国です。
日本が夏の時にオーストラリアは冬になります。
オーストラリアの英語なまりが気になる人も少数派でいますが、
それでも教育水準は高いことで有名であり、子どもの英語能力を伸ばすのに必要な環境が全て揃っています。
オーストラリアでは、１週間からの親子留学プログラムが用意されており、親子合わせて20万円前後です。
時差は日本とほぼ差がなく、日本食が浸透しているのも安心ポイントです。
【オーストラリアの情報】
- 国名：オーストラリア連邦
- 公用語：英語
- 日本からの移動時間：8〜11時間
- 治安：良い
シンガポール
シンガポールは、世界トップクラスと呼ばれる教育水準を誇っています。
街並みもきれいで（ガムを捨てると罰金など、徹底しています）清潔感があります。
また、カリキュラムも魅力的であり、他の国よりもレベルが高い英語教育を受けることができます。
ただ、親子留学の費用が他の国よりも高く、1週間の費用は親子で15万円程度、滞在費は10万円前後となっています。
【シンガポールの情報】
- 国名：シンガポール共和国
- 公用語：マレー語と英語、中国語など
- 日本からの移動時間：約7時間
- 治安：非常に良い
まとめ
今回は「親子留学の費用」「親子留学にオススメの国」について、ご紹介しました。
フィリピンのセブ留学やフィジーなどは、もっと格安で行くことが
できますが、人によっては英語のアクセントが気になるようです。
親子留学は、子どもとしっかり話し合いながら、留学先の治安やカリキュラム、滞在先の確保などを行っていくことが大切です。
子どもが小さい場合は、すべて親の決定権になりますが、
まず、目標（海外を体験してほしい、英語スキルアップ、など）に合わせた
プランを考えてみてはいかがでしょうか。
