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英検対策と学校テスト対策は別?!

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英検合格した経験がある子は

みんな学校のテストもとれる!と

思っていませんか。

実は小学校の時に、5級4級を

合格していても

学校のテスト対策は

しっかりやらなければ、

点数につながらないことが

あるんです。

 

今日は、英検対策の勉強法と

学校のテスト勉強との

違いと

どういう点に気をつけて

対策をしたらいいか

筆記(リスニング以外)の部分に

フォーカスして

お伝えします。

 

英検の特徴

 

英検と学校テストの大きな違いは

マークシートの記入です。

5級と4級は単語やフレーズを書く

ことがないので、

答えがわからない場合でも

どこか塗りつぶしておけば、

たまたま当たる場合もありますので、

自信がない問題も

ブランクにすることなく

答えを選択することができます。

 

単語について

 

合格のためには、

いかに単語を見て覚えるか、

スペルをかけなくても

見たときに意味が分かるかどうかが

重要になります。

 

準2級以上の難しい単語は

いかに目に入れる回数を増やすか、

意識して取り組む必要があります。

中学一年生が5級から3級を受験する場合は、

学校英語範囲なので、

授業をしっかり受けていると

合格できるのですが、

小学生や中学生が準2級以上受ける場合は、

初めての単語が多くなりますので、

とにかく「単語」が重要になります。

 

単語を覚えるときには

必ず「英語→日本語」と

声に出し、例題や使い方も

読むようにします。

1つ1つを暗記するよりは、

単語帳1冊を何周できるか

目標にすることをおすすめします。

 

語彙や長文問題でも、

わからない単語が

あった時に

前後のフレーズで

想像できるかどうかも

キーになります。

 

英作文

 

3級以上は作文が入りますが、

それ以外は「書く」ことに

それほど時間をかける必要ありません。

作文については

「型」にはめた書き方で、

できるだけシンプルに書きます。

 

意見を聞かれて、理由を述べる問題

が多いのですが、

その際、

自分の本当の意見を伝える

というよりは、

自分の知っている文法を使って

正しいセンテンスが書ける方の理由を

書きます。

英検過去問の模範解答を参考にすると

パターンがわかってきますので、

オリジナルで書くよりは、

「型にはめたシンプルな書き方」

を覚えるようにします。

例えば

・I think(agree)

ー結論・意見を述べる(質問をアレンジして書く)ー

・I have two reasons(There are two)reasons~

―理由が二つありますー

・First,(First of all)

―まず最初に―

For exampleやAlsoで補足

・Second,

ー二つ目にー

ここでも語彙数によっては

たとえなどで補足をします。

・For these reasons,

ーこのような理由からー

 

このように英検には

ある程度の「型」があります。

 

ふだんから、どのような書き方が

できるか、

理由付けを考えておくと

本番にあわてません。

例えば、

「最近の学生は忙しくて○○の時間がありません」

「○○するには費用がかかります」

「○○することは重要です」

「○○することは楽しいです」

など、書けるようにしておくと

いろんな場面で使えますし、

書き方も、

「It is で始める文」

「ingの動名詞で始める文」

など、自分の中にストックしておくと

便利です。

 

他、気をつける点は、

同じ内容のことを(単語・フレーズ)

繰り返し書かない、

聞かれていることに答えることです。

 

英検対策全体について

その級の単語が半分以上

わかるようなら、

一度通して過去問を解いてみます。

 

そして、自分の現在地(現在のレベル)に

向き合ったうえで、

計画を立てて、苦手パートを

強化しつつ進めていくと

いいでしょう。

 

学校のテスト

 

学校のテストで一番重要なのは、

「きちんと書けるかどうか」

です。

日本語と違うルールをしっかり

理解して書かれているか、

スペルミスはないかなど

重要になるので、

テスト対策では

たくさん書いて練習する必要があります。

書き方

とくに中学1年生のテストでは、

アルファベットがきちんと

書かれているかが

点数につながります。

「a」と「u」や

「n」と「h」

などまぎらわしい書き方をしていないか、

大文字小文字、ピリオドやアポストロフィーが

書けているかなども

注意しなければなりません。

 

単語と文法

また、

知っている単語でも

いざ書こうとすると、

「r」か「l」か迷うものが

たくさんあります。

語尾が

「ter」のものもあれば

「tar」もあります。

テスト範囲の単語は

何となく覚えているだけではなく、

しっかり読めて、書けて、

そして意味や使い方も

理解しておかなければ

なりません。

 

また、文法もしっかり

理解していないと解けないものが

出てきます。

例えば

なぜbe動詞を一般動詞を一緒に

使ってはいけないのか、

日本語にない概念の

前置詞はどう使ったらいいか

など、

しっかり理解することが

重要になります。

 

作文

最近は、

必ずと言っていいほど

「ライティング」が入ります。

テスト範囲によって

何を問われるか違ってきますが、

だいたいが、

教科書で習った範囲のものです。

例えば、

一年生なら

「自己紹介」。

自由に3行以上という指示だったり、

具体的に、名前と好きなもの、できること

を書くように記されている場合もあります。

 

他、意見を聞かれる問題もありますが、

英検のような型にはめるというよりは、

聞かれたことに

指定された語数以内で書くこと。

ポイントは、自分の自信がある

書き方で丁寧に書くこと。

細かいミスで減点されると

とても悔しいので、

テスト範囲内で習った

書き方だけで仕上げるのが無難です。

 

学校テスト全体の対策

一年生の英語は

教科書を全部暗記するつもりで

音読、文法、ライティングを

行います。

学校英語は教科書の範囲から

出題されます。

まずは教科書を徹底的に

マスターしておきましょう!

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