英語教育

考える力を養う

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現代の子どもたちはとても素直です。

 

少なくとも私がかかわってきた生徒さんたちは

みんな素直でまっすぐな子たちが多い。

でも私は、そこから「もう一歩」

自分で考える力がつくようにといつも

願っています。

なぜ、今ここに取り組む必要があるのか、

なぜ、これを覚えなければならないのか、

覚えるためにはどうしたらいいか、

楽しく習慣化するためにはどうしたらいいか、

自分でも考えられる生徒さんは

学習のコツも自分でどんどんわかるようになります。

 

素直な子の特徴

 

私がここでいう、「素直」とは

「これをやるといいよ」

「宿題はOOまでにここまでね!」

というと必ずやってくる子のことです。

あれこれ屁理屈をいうのではなく(笑)

とりあえず、講師の言うとおりに一度

やってみよう、一緒に目標地点までがんばろうと

踏み出せる子です。

 

受身に気をつけよう

 

でも「受け身」過ぎるのは危険。

 

大学生や社会人になったときなど、

環境が変わった時に

何か指示をされないと、

なかなか自分から行動できなくなる人がいます。

 

また、自分の判断に自信がなくて

背中を押されないと行動に移せない

人も出てきます。

 

「先生から言われていないから宿題やらない」

 

「今日は何も言われていないからやらない」

 

このような口癖がある場合は要注意(笑)

 

どうしたら考える力がつくのか

 

先日毎日課題提出してくれる生徒さんから

「今日は、この問題をやります」

と自分から言ってくれた生徒さんがいました。

(通常は私のほうで大まかに決めています)

 

今取り組むべきことは何か、分かっている生徒さんは、

私からの課題が送られようと送られまいと、

自分の決めた時間にしっかりこなしていきます。

 

こちらから送られた課題以外にも、英語に触れ合う

機会を自分から作って(本人は意識していないかもしれませんが)

洋画を見たり洋楽を聴いたりする生徒さんもいます。

 

何かをやらされているからではなく、

何の為にやっているのか、そのために自分は何を

したら頭に入るのか、覚えられるのかを常に考えている

生徒さんはとても上達が早いです。

 

乳幼児から低学年くらいまでは、
楽しい英語が原則

ある程度小さいうちは、親や講師が決めたリズムで

基礎学習の導入が必要です。

その時は、もちろん意味がわからなくて大丈夫。

 

何につながるのか、なぜこのワークをやっているのか

あまり子どもが分析する必要がありません。

 

色々学んでいく中で、リンクしてくる部分が

出てきますので、初期段階はとにかく楽しく

たくさん英語に触れる、間違えてもそれも楽しい、と

感じられるくらいがちょうどいいのです。

 

いつから考える力を意識する?

英語歴にもよりますが、

高学年から中学へあがるころには、

「なぜ今この学習をしているのか」

「ここを目標にするためにどうしたらいいか」

自分でも考えられるように、

私も生徒さんによっては、

質問を投げかけながらすすめるように

しています。

 

 

「OOちゃんならどうしたらいいと思う?」

「どのくらいで覚えられると思う?」

「楽しい暗記の仕方って何があると思う?」

など聞くようにします。私の中では次に

何をすればいいか決まっていたとしても、

一度生徒さん本人にも考えてもらったり、

それを取り入れたりするようにします。

 

英語を学ぶ理由や目標が曖昧になると、

「日本人だから、、そんなに英語できなくていい」

「とりあえず受験のためだけ丸暗記」

と思う生徒が出てきます。そうすると学校の

テストの点数が下がった途端に

「英語」が苦痛になってしまします。

 

 

また、学校の課題ノート(提出ノートなど)で

いつも悩むような場合は少し注意です。

 

中学では、その時期に覚えること、

暗記することなど決まっているので

何を書いていいかわからないことが

ないはずなんです。

 

塾で出されたプリントでもいい。

間違えた個所を拾ってまとめてもいい。

中学で覚える単語を先取りして全部暗記するつもりで

書いてもいい。

教科書が簡単に感じるなら予習でどんどん

すすめていけばいいのです。

 

でも考える力がないと、

「何をやっていいかわからない。。。」となるのです。

 

これがいけないと言っているのではありませんが、

一歩外に出たとき、そして目標を掲げられたとき、

 

「先輩がアドバイスくれないからわからない」

「上司の指示がないと自信がなくてできない」

となりかねないのです。

 

考える力がつくと、英語以外のことを
学ぶときも必ず原動力になります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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