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子どもが育つ・母のやさしい嘘

投稿日:2023-04-06 更新日:

 

子どもは、どのように大人が

関わるかによって、

育ち方が変わってきます。

 

特に一番身近な母親の存在は

子ともにとって大きく、

どんな時も、どんな状況でも

わが子の可能性を信じることで、

伸び伸び育ち、

才能を開花できることが

多いですよね。

 

ここで、ある男の子の

例をお伝えします。

 

 

7歳の男の子が

学校から帰ってくると

母親にこういいました。

 

「ママ、先生がこの手紙を

お母さんに渡すように、だって」

一枚の手紙を母に渡しました。

 

その手紙を読みながら

母の目はみるみるうちに

涙でいっぱいになりました。

 

そして男の子の前で

読み上げました。

 

「あなたの息子さんは、天才です。

この学校の先生では能力不足です。

どうぞ、他の学校へ転校させてください」

 

その日から、その男の子は

学校へ行かず、

母親が家で一生懸命

勉強を教えたそうです。

 

そして後に、

あの天才発明王

トーマス・A・エジソンが

誕生しました。

 

しかし、この話には続きがありました。

 

母親が亡くなり、

トーマスが、遺品を整理していると、

昔、先生からもらった手紙が

不自然に小さく折られ、

机の奥にしまわれていました。

 

「あなたの息子は精神障害です。

この学校にはおけません。

ぜひ、よい精神病院にいれてください」

 

トーマスは、

それを読んで数時間泣いたのち、

日記にこのように記したそうです。

 

「トーマス・アルバ・エジソンは

精神障害の子どもでしたが、

すばらしい母によって

世紀の発明王になりました」

 

いかがでしょうか。

 

もし、トーマスの母親が

手紙を見たときに、

子どもに向かって

「ちゃんと勉強していないの!?」

と叱ったり

先生の所に、怒鳴り込んでいくような

ことをしていたら、

どうなっていたでしょう。

子ども心に

「僕はできない子」

「みんなに迷惑をかける子」

と感じてしまう可能性もあります。

 

先生からの

手紙を預かるたびに

トラウマのように

ドキドキしてしまうかもしれません。

 

逆に

「ぜったいに立派な人間になるんだ!」

という感情を持つ子に

育つ場合もあるでしょう。

 

同じ出来事が起こっても

受け止め方や

親の対応は

それぞれ違います。

 

子どもはそれを

見て感じて育つので

やはり、親の言動は

影響力が大きいです。

 

子どもを育てるときには

「嘘をついちゃいけません」

と育てますが、

大人は、

特に親は

時には愛情あるやさしい嘘で

子どものやる気や

才能をのばしてあげる

工夫が必要かもしれません。

 

みなさんはいかがでしょうか。

親からどのような影響を受けて

育ちましたか?

 

自分の子どもには

どのように接していますか?

 

私もそんなことを

振返りながら

今日は、久しぶりに

トーマス・エジソンの

ストーリーを

思い出しました☆彡

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