「うちの子、しっかり英文法が理解できているか確認する方法ありますか?」
「何ができていて、何ができていないのかわかりません」
こういったご質問をいただいたときに、
このようにお母さま方にお伝えしています。
「お子さんがしっかり自分の言葉で文法説明ができるか確認してみてください」
問題集や簡単なテストをすると全部解けるのに、
学校英語で点数があがらなかったり、ちょっと出題の仕方をかえると
全く解けなくなる生徒さんがいます。
それはなぜかというと、
口からたくさん英語をしゃべるトレーニングをしてきた生徒さんは
頭で考えなくても感覚的にわかる英語がたくさんあるから。
小さいころは難しい言葉を使って英語を学ぶことはありませんので、
言語を学ぶ段階で正しいのですが、きちんとタイミングをみて、
年齢とともに、文法のルールを理解する必要があります。
しっかり自分の言葉で説明できるように
ならないと曖昧に覚えいる部分も多くケアレスミスをしてしまいます。
ケアレスが多くて学校テストの点数があがらないと、
英語ができると思っていたののに評価があがらない!
と自信がなくなってしまいます。
そこで、ある年齢やタイミングで
文法をきちんと説明できるようにする必要があります。
例えば
「be動詞ってなに?」
「be動詞を使った例文は?」
「疑問文や否定文の作り方を説明できる?」
というような質問です。
自分のことばでわかりやすく説明できていたら大丈夫ですが、
be動詞と一般動詞が曖昧だったり、
Are you~とDo you~の使い方の違いがわかっていない
場合は要注意。
気を付ける点がひとつありますが、
英語を習いたての幼稚園児や低学年の子には
こういう質問をしないのほうがベストです。
熱心なお母さまがたは、
せっかっく英語が楽しい!と思い始めたころに
急に難しい文法用語を並べたり、チェックばかり
したくなりがちですが、逆効果にならないように
気をつける必要があります。
実際に私のお教室でもありましたが、
レッスンが終わるごとにお家で独自のミニテストのような
チェックが入り、子どもにストレスがかかってしまったり、
できることより、できないことに直面してやる気が
なくなる子もいました。
まずは十分な導入をして、英語が楽しい!面白い!と感じ
あるタイミングと年齢になったらにしましょう!