英語教育

英語が上達しない人の口癖

投稿日:2021-07-23 更新日:

英語を教える仕事をしていると

自然と会話も英語のお悩みに

なることがあります。

話を少ししただけで、

「この方はコツさえつかめばすぐ上達するだろうなぁ」

と感じるときと

「堂々巡りであまり成果につながらないだろうなぁ」

とはっきりわかれます。

 

英語が上達しない人が

よく口にする言葉にはパターンが

あるので自分が口になっていないか

チェックしてみましょう。

 

① それやってます!(知っています!)

相談を受けたときにいくつかの

アドバイスをした際、

「それはやっています!」

と言うのが口癖の人がいます。

やっていたらもっと結果が出ているはずだと

思うアドバイスをしても、

「それは知っているので、他にありますか?」

と聞かれることがあります。

 

できる人は、

「そのやり方を6か月やってみたことが

あるのですが、もっと効果があがるポイントありますか?」

 

「いいやり方だと知っていますが、それを継続させる

コツ教えていただけますか?」

という聞き方をします。

 

同じメソッドでも、スタート地点が違うと

何をどのくらいやったらいいか違ってくるので、

結果が出ないときには、調整する必要があるのです。

 

2. 何時間やったらいいですか?

 

アドバイスをすると、すぐに

「どのらいで結果がでるか」

聞く人がいます。

 

「1日単語は何個暗記するといいですか?」

「1日おきにリスニングしても大丈夫ですか?」

 

 

そもそも英語は1日何時間やったら

喋れるようになれるものでは

ありません。

 

目安として、「今のレベルなら

最低でもこのくらい必要」と伝える

事はあります。

生徒さんによっては

「O級の単語帳5周はやったほうがいいよ」

とお伝えする場合もあります。

 

目標値を決めたら

そこから逆算して

今の自分の生活リズムだったら、

学びのペースだったら

何をどのくらいやるべきか、

自分自身でも常に考える必要があります。

 

大人のはじめての生徒さんは

特に生活リズムまで

把握できません。自分でコントロールしたり

選択していかなければなりません。

そのうえで、効率的な学習方法を

しっかりサポートしてもらいながら

すすめていくのが上達のコツです。

 

3.あの教材(テキスト)失敗でした

 

英語学習に興味のある人は、

色んな情報を知っていますし、

試しています。

試したうえでしっかり結果に出している人と

そうではない人の違いは

「他責思考」

かどうかということ。

 

英語に限らず、うまくいかなかった結果を

物のせいにしたり、人のせいにしたりする

クセがある人は、

知らず知らずのうちに繰り返している

可能性が高いです。

 

テキストや教材が合わないと感じたなら、

とりあえず、正しいやり方をしているか

アドバイス通りすすめてきたか、

何が自分に合わなかったか細かく分析

してみることをおすすめします。

 

どんなに人気のある教材でも

10人中10人全員に合うものはありません。

 

自分自身のことを知るという意味でも

上手くいかないときは

方向転換し同じ失敗をしないよう

気をつけるといいのです。

 

また、お教室を数か月や半年ごとに

変えては

「あの教室は駄目だ」

「OO先生はよくない」

と熱く語っている人をたまにお見掛けします。

 

みなさんに各教室の情報を

詳しくお伝えしているつもりだと思いますが、

悪口でしかないような

内容にエスカレートすると、

とても残念に感じますし、本人は正義感の

ように語っても正しい対処法とは思えません。

 

どうしても満足できない部分があったら、

そのお教室の代表に直接相談しましょう。

 

そういう時間をとってもらえない環境なら

すぐ自分から撤退して、切り替えていきましょう。

 

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