突然ですが、
海外で活躍できる子は
どのようなタイプだと思いますか?
私が思う特徴は3つあります。
①一つは好奇心が旺盛な子(失敗を恐れない子)
②自分の価値観と違うものを受け入れられる子
③ポジティブ思考になれる子
です。
①一つは好奇心が旺盛な子(失敗を恐れない)
6歳前までのお子さんは
比較的何にでも興味を持つことが
多いのですが、
成長と共に、失敗が怖くなったり、
チャレンジすることが恥ずかしくなったり
さまざまな理由で
受身になりがちです。
自分の「好き」が分かっている子や
好奇心旺盛で何でもやってみたい、
見てみたい、挑戦してみたい、と
思うタイプの子は、
海外でも活躍する確率が高いです。
一歩日本の外に出ると、
想像しなかった世界が待っていることが
あります。
映画やYouTubeで観たのと
違う景色に出会うことも
たくさんあります。
そんな時にワクワクしながら
いろんなことにチャレンジできると
さらに新しい情報が集まって、
自分のアイディアも広がりやすくなります。
②自分の価値観と違うものを受け入れられる子
海外へ行くと、色んな人種に出会います。
生活習慣も文化も違う人たちと過ごす時間も
出てきます。
そんな時に、
「私は日本でこういう風にしないから」
「日本ではこういう食べ方しないから」
と、
事あるごとに、否定してしまうと
相手も心をひらかなくなります。
多少受け入れられないものがあっても
「面白い文化だね!」と言って
お互いの価値観を受け入れる努力は
必要です。
以前ホームステイ事業を
していましたが、引率した生徒さんの
タイプはだいたい二つに分かれていました。
Aのタイプの子たちは、
何か不便なことがあっても
「ぜったい日本じゃ経験できないよね!」と
楽しめるタイプ
Bのタイプの子たちは
「○○はよかったけど食事が合わなかった」
「○○が苦手だった」
と
口からでる感想や
イメージするものがネガティブ寄り。
どちらが海外で活躍できるタイプか
想像するとすぐにわかります。
③ポジティブ思考になれる子(ピンチは成長のチャンス)
海外へ行くと、
どんなに気をつけても
大なり小なり
予想外の出来事に遭遇することが
あります。
これは避けて通れないことです。
そんな時に
「だから海外は嫌だ!」
と思うのと
「こんな貴重な体験ないよね」
とポジティブに
受け入れられるのでは
精神上も全く違ってきます。
高校卒業して、娘が単身イタリア留学へ
行きました。
夢と希望いっぱいに、イタリア語も
話せない状態でのチャレンジ。
ビザの更新と大学の手続きの為
日本へ帰ろうとした2日前、
なんとお財布をすられて一文無しになりました。
普通なら悲観的になったり
初めてのイタリアのイメージが悪く
なることも多いのですが、
娘の場合は一旦冷静に落ち着いた後、
空のスーツケースを持って
広場にいきました。
スーツケースを台の代わりにして
そのうえでヴァイオリンを演奏したのです。
すると、観光客がたくさん来て
violinケースにお金を入れてくれたそうです。
その後、オペラを歌ったら
さらにたくさんの人が喜んでくれたみたいで、
空港までの交通費や数日の食事代がつくれた
そうです。
一瞬ネガティブな出来事を
「貴重な体験」
「おもしろい体験」
として塗り替えてしまう。
そして「イタリア最高だった!」と
いつも口にする
完全ポジティブな娘のエピソードでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「海外で活躍できる子」
と聞けば
「英語力」が真っ先に
思いつくかもしれませんが、
今回上げた3つは
たくさんの生徒さんたちを
見てきて感じたことです。
国外へ出る学生もじわじわと
増えてきていると言われています。
そして
英語力があるとさらに自信を持つことが
できるのは間違いないありません。
子どもたちが自分の興味や関心を
追求しながら
国内外で活躍できる子が
増えますように!