「彼はその窓を開けようとした」
He tried to open the window.
He tried opening the window.
どちらが正しいか迷ったことありませんか。
「~をすること」「~するということ」
動詞を名詞的に使う時の違い
To不定詞か動名詞か、
どちらかしか使えない場合と、
どちらかの方がいい場合、
ほとんど同じ場合が
あります。
To不定詞のイメージ
「未来的なイメージ」
や
「これからする行動や行為」
例えば
例1
I remember to meet you.
(これから会うという未来の行動)
【私はあなたに会うということを
覚えています】
例2
I forgot to take photos.
(過去のある時点から未来的な行動)
【私は写真を撮るのを忘れた】
=まだ撮っていない
例3
I like to swim.
(自分の経験にかかわらず好きだと言っているニュアンス)
【私は泳ぐことが好きです】
動名詞イメージ
「現在」
または
「過去的なイメージ」
いますでに起きていること、
実際の行為などに着目
例1
I remember meeting you.
(会ったという過去の行動に対して)
【私はあなたに会ったことを覚えています】
例2
I forgot taking photos.
(過去に写真を撮ったという過去の行動)
【私は写真を撮ったことを忘れた】
例3
I like swimming.
(過去の行動から好きだと言っているニュアンス)
【私は泳ぐことが好きです】
To不定詞と相性のいい動詞】
これからすることを語る動詞、
例えば
「want to buy」=買いたい
「decide to go」=行くことを決めた
など未来志向のものは
to不定詞のほうが相性がいいです。
他には
need promise
expect hope
などです。
動名詞と相性のいい動詞
行為そのものに着目しているもの。
過去の行動は
動名詞との相性がいいです。
[finish doing my homework]
すでに宿題が終わっている過去の行動
[enjoy playing tennis]
テニスをするという行為に着目
他には
admit , practice
give up
mind
があります。
最後に
He tried to open the window.
(彼はその窓を開けようとした)
He tried opening the window.
(彼はその窓を試しに開けてみた)
to不定詞の方は
未来的イメージで、
実際開けたかどうかわからない。
これからやってみようと
していること。
動名詞は
動名詞の実際のした行為から
試しに開けてみたことが
わかります。