ホームバイリンガル 英語教育

7歳から9歳の英語

投稿日:

【聞くこと+暗唱すること重視】


 

―どんな時期?―

小学校へ上がると他の教科の

学習もありますので、

少し忙しくなります。

英語の授業に関して

何か準備が必要なのでは、

と心配になるかもしれませんが、

自治体によってスタートする

学年や使用する教科書が

違ってきますので、

まずは学校の先生や先輩お母さまたちから

情報を聞いておくといいかもしれません。

 

これまでに英語のインプットを

どのくらいしてきたかで、

やるべきことも違ってきますが、

「聞く」ことが十分ではない場合は

早めに英語環境を整えることをおすすめします。

 

7歳から9歳と一言でいっても

学習スピードがそれぞれで、

かなり個人差がありますが、

本人の性格や特性もはっきりし、

意見も主張するようになるので、

まずは英語に興味を持って

もらうことが一番です。

英語が楽しいものだと

感じられたら、

あとは楽しみながら取り入れられます。

これまで継続してお家英語にも

取り組んできたお子さんは、

引き続き10分でも

英語を耳にする機会を

作るよう心掛けましょう。

結果が目に見える目標を

立てることで

さらに次の楽しみがでてきますので、

英検をチャレンジしてみるのもいいでしょう。

一つ気を付けることは、

小学生にあがった途端に

全部を一人任せしない事です。

 

どんなに自立しているお子さんでも、

自分で決まった時間にCDをかけて

ワークをするという

リズムをつくるのは

とても難しいので、

少しずつタイミングをみながら

一人でできるようにサポートしましょう。

幼稚園から通っていた私の生徒さんで、

お家での取り組みも

かかさない子がいましたが、

小学校に上がった途端に忘れ物が多くなり、

CDを聴いていないので

絵本が読めない時期が続きました。

お家の方に様子を聞くと、

「1年生になったら自分でやるように」

とお約束をしていたので、

本人にすべて任せている

とのことでした。

こちらのご家庭ではすぐ下に弟がいて、

妹も生まれたばかりだったので

ほんとうに忙しく、

長男にはできるだけ早く自立してほしい

との願いがあったようです。

ご家庭の事情や教育法は

それぞれなので、

上手くいっているなら大丈夫ですが、

もし何か変化が見られるような場合は

別な方法を考えて、

子どもが心地よく学べるサポートが必要です。

CD操作ができるしっかりさんでも、

まだまだ一緒にかかわってほしいと

感じるお子さんは意外と多いです。

時が経つと親と一緒に学ぼうといっても、

一人でやりたいと

お断りされる時期に入りますので、

低学年のうちは少し様子を

伺いながらすすめていきましょう。

 

―何をする?―

初めて英語に触れるお子さんが

環境を整えるために

まず始めることは、

英語のBGMを

習慣化させることです。

英語の歌やストーリーブックの音源が

流れている時間を、

1日30分でもいいのでかけ流ししましょう。

できるだけたくさん英語が

耳にはいる環境にするため、

朝起きて学校へ行くまでは

テレビを消して

英語の音源を流すと

決めてもいいかもしれません。

朝はニュースと決めているご家庭も

あるかもしれませんが、

ここはしばらく英語環境に

協力してもらいましょう。

 

 

この時期の習得スピードは、

それぞれなので、

一概にどのくらいの期間と言えませんが

タイミングをみて

早めの段階で読み書きを導入していきます。

学校で、

すでに英語の授業が始まっている場合は、

リスニングとライティングを

同時にスタートしても大丈夫です。

その時に書くことばかりに

気を取られることがないよう、

フォニックスソングや

ストーリーブックの音源をBGMにしましょう。

 

 

すでに2000時間以上

英語インプットができているお子さんは、

初めての英検にチャレンジするのも

いいかもしれません。

マークシートを使うのに

ワクワクするお子さんもいれば

少しお兄さんお姉さんになった気分で

嬉しくなる子もいます。

目安としては英検5級の

リスニングを聞いたときに

だいたい意味を理解しているか

一度音源をかけてみることを

おすすめします。

子どもが「○○って言ってる」

など内容をある程度理解しているようなら、

文法の導入に入ります。

市販の英検教材は

中学生用に文字が小さい場合が多いので、

必要に応じで拡大コピーし

最初に問題を解くときには

2,3問だけにして様子をみましょう。

それも確実に分かりそうな問題を

ピックアップします。

必ずしも1番から進める必要はないので、

子どもの分かりそうな問題を見つけて拡大し、

全部解けるようにします。

最初から難しいと感じたり、

間違ってばかりいると

感じてしまうと、

一度で嫌になってしまいます。

少しずつ導入する中で

「これわかる!」

「もっとないの?」

と聞いてきたらチャンス。

少しずつ問題を増やしていきます。

初めて問題を解かせるときには、

子ども一人にテストのように

やらせるのではなく、

いっしょに

お声掛けしながらやりましょう。

「ここの部分読める?」

「ここに何入れたらいいかな?」

など選択肢の答えがどこにあるか、

その単語もわかるかどうか

確認するようにします。

英検は3級以上にならないと、

作文問題がないので、

答えを選択することが

できるようになれば大丈夫。

試験が近くなって、

どのくらいスコアを

とれるか確認したいときだけ、

親はそばで見守るようにしましょう。

この時期の英語の音源かけ流しは

英検のリスニングCDを

かけ流すようにするといいでしょう。

絵本は一旦お休みし、

試験日に合わせて

短期間だけ

英検に取り組むようにていきましょう。

 

 

-ホームバイリンガル, 英語教育
-, , , , , , , , , , ,

Copyright© 妙子先生日記 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.