音読の効果はさまざまな研究結果からも報告されています。
声に出して読むことで前頭葉という部分が刺激をうけ、
記憶力や集中力、注意力が鍛えられるともいわれています。
音読の注意点
お子さんが音読を始めたとき、
真剣にきいてあげましょう。
子どもは聴いてもらうこと、そして褒めてもらうことで
やる気がアップします。
最初に音読が楽しいと感じて、褒められることが
嬉しいと感じると、さらに難しいものや
長い文を音読して聞かせたくなります。
聴く際の注意点は、
訂正をしないこと
多少の間違いや不自然な点も
けっして指摘することなく
ただ最後まで聞いてあげましょう。
途中で中断したり、先生のようにアドバイスを
すると、途中で読むことが嫌になったり、
はずかしくなって読まなくなったりします。
楽しく取り組めるサポートがやる気を育てます。
英語絵本音読メソッド
ホームバイリンガルでは、とにかく絵本を
繰り返し音読する方法をメインに英語を学びます。
CDのリズムやチャンツをひたすら真似て、
何度も口から出してみる、そして絵本のイラストと
一致させることで、さらに記憶力とつながりやすくなります。
最初は意味がわからなくてもいい
子どもが音読するとき、意味が良くわからなくても
「音のかたまり」として覚えることがあります。
そのような場合も、無理に細かく意味を説明するのではなく、
発話することを楽しんでもらいましょう。
日本語でも落語のようなリズム言葉や
ドラマのセリフのようなものを繰り返し
口にしていることがあります。
最初は意味がわからなくてもいいので、
自由に発話させましょう。
英語の場合も意味や細かい文法は
あとからついてきます。
先に音読することを妨げてしまうと、
口に出すことがなくなってきます。
最初から正確に導こうとはせず、
まずは音を楽しむ環境をつくりましょう。