英会話習得方法はいくつかありますが、
今日は、効果的な方法の一つ
「独り言英語」についてお伝えします。
音読について
まず最初に、外国語を習得するうえで
最も重要なことは
「声に出すこと」。
英語を声に出すことは
日常的に英語が使われていない
状況で
話す力をつける際に、
不可欠なことです。
小さな子どもは、
声に出すことを意識しなくても
周りの大人の口調を真似ることが
ありますが、
大人のやり直し英語や
英会話習得の際は、
声に出していくことを意識
しましょう。
独り言英語
次に、どんなフレーズを
声に出していくかお伝えします。
声に出すこと=誰かと会話すること、
オンラインレッスンを受けること、
とイメージする人が多いのですが、
一人でも効率的にできる音読があります。
それは
「独り言英語」。
朝起きてから寝るまでの
自分の行動を
実況中継するように
声に出していきます。
「わぁ、もう7時だ!」
「朝ごはんの時間だ」
「顔洗います!」
「早く準備しないと」
など、
簡単な英語でいいので、
たくさん声に出していきます。
夜寝る前には、過去形を使って
言ってみたり、
明日の予定を未来形で
言ってみましょう。
時制の勉強にもなりますので
おすすめです。
ポイント
独り言英語には
いくつかのポイントがあります。
一つ目は
「大きな声で言うこと」
可能であれば、いつもの
自分の声より大きめに言ってみましょう。
よく日本人の英語は
声が小さくて聞き取れないと
言われます。
聞き返しをされると、
英語に自信がなくて焦ってしまう
人が多いのですが、
単に声が小さい場合が多いのです。
英語を話すときは
少し大きめの声を意識すると
伝わりやすくなりますので、
普段の練習でできるように
しておきましょう。
二つ目のポイントは、
「声に表情を出すこと」
ただ声に出すのではなく、
感情を込めて音読します。
日常生活の場面は
一人ひとりにとって
豊かな文脈を提供して
くれるので
身近な表現をどんどん
使っていきましょう。
慣れるまでは、
一度紙に書いて
目につくところに貼っておき、
1か月くらい同じことを
音読するのも大丈夫。
少しずつセンテンスを増やして
いきましょう。
例えば
・I want to sleep ten more minutes.
(あと10分寝ていたいなぁ)
・I have to take the garbage to the pick-up point.
(ごみ収集所にごみ袋持っていかなくちゃ)
・I check my e-mail on my smartphone.
(スマホのメールチェックするよ)
など
リアリティある日常表現を
たくさん音読しましょう。
すると、対面で
「日曜日何しているの?」
「昨日何していたの?」
の会話などでもすぐに
それも
ナチュラルに伝えられるように
なります。
ぜひ、試してみてください。