あべりあ子供英会話
今の日本は他の発展途上国と比べて、自由に職業を選択出来るし、やりたいことは努力次第である程度まで出来ると思っています。
心から「こういう人生でありたい」「5年後の自分はこうでありたい」
「10年後の私はこんな生活でありたい」と思えたらそういう方向へいけると
信じています。
目の前の事で一生懸命な人や、気持ちに余裕のない人は、自分の道は今ある状態しかないと思ってしまいます。
それに日本人は挫折に弱いと思います。 ショックで自ら命を絶つ人もいるくらい、デリケートな人種だと思います。
その理由のひとつとして、「選択肢がひとつしかない」と思い込んでいる人の多いことがあげられます。
例えば、オリンピックをめざしてトレーニングをしていた選手が怪我で二度とそのスポーツが出来なくなったとします。
本人はもちろんショックです。 他の人にはわからない苦しみや悲しみもありますが、それを現実として受け入れ、この先自分には何が出来るか、何をやったら楽しいか、人の為になるか、その怪我は自分にとってどういうメッセージなのかを、
冷静に考えることができたら・・・・・
もしかしたら、オリンピック選手を育てるカリスマコーチになるかもしれないし、スポーツコメンテーターとして活躍しているかもしれません。
選択肢がなければ、いつまでたっても「私は怪我の為に人生の方向を失った」と
いってそれだけにこだわってしまいます。精神的にもいつも不安定になってしまいます。
これは、小さい頃に育てられた環境・影響にもよるかもしれません。
もし両親や家族が、ある特定の目標だけに英才教育をしてきたら、子供はそれ以外の選択肢を考えることができませんよね。
ひとつの事に情熱を燃やしたり、熱心になることは大切なことです。
でも子供が行き詰まりを感じたとき、壁にぶつかったときに、
色んな人の例を挙げて、他にも選択肢があることを教えてあげられたら、
その子は、この先どんな壁にぶつかっても、頑張ろう!と
思えるのではないでしょうか。