以前通っていた生徒さんで、英語のセンスがあって
ほんとうによくできる女の子がいました。
このまま英語をしゃべることも楽しく、
4技能バランスよく(読む、書く、聞く、話す)すすめたら、
かなり上達すると確信しレッスンプランも長期で立てておりましたが、
中学へあがると、部活や他の勉強で忙しくなりレッスンも
お休みがちになってしまいました。
その時点では、英語が嫌いになったのではなく、
英語に比べて他の教科があまりよくなかったので、
そちらにも力をいれるため英語は
お家で自分で勉強するということで半年お休みしました。
もちろん、英語は基礎がしっかりできていたのでの成績は
極端に下がることはなく、セルフスタディでも
十分なくらいでしたが、半年すぎて戻ってきたときには
英語の点数が上がらなくなってしまいました。
それだけではなく、今までできていた「英会話」の部分もおちてしまい
少し残念に思いました。
どんなに覚えのいい子どもでも、上手に「繰り返し学習」を
入れていかないと忘れるのも早いのです。
また、なんとなく曖昧に覚えていた部分がカバーできていないまま
学校英語はどんどんすすんでしまったようで、
どこが理解できていないのか、なぜミスが多いのかに本人が気づかずにいたのでしょう。
お休み期間中、他の教科を頑張っていたので
そちらは点数があがりましたが、
5教科全部が平均的な点数になり、得意だと思っていた英語で
点数をあげれなくなってしまいました。
徹底的なプライベートレッスンで、高校受験までには復活しましたが、
子どものセルフスタディーはなかなか難しいものです。
まだきちんとリズムが取れていないと、
どうしても自己流になってしまい効率的に学べないからです。
そんなことがあってからは、
コーチング的なレッスンをしたいとずっと思っていました。
グループレッスンでは限界があるので、一日にかかわれる生徒さんは限られますが、
生徒さんの「ここまでできる」と思うほんの少し上のレベルを
「あなたなら絶対にできる」とお声かけしながら
そのレベルまであげていく。
生徒さんにとっては、「ちょっと今日はやりたくないな」と
思う日や「つかれて無理~」と感じる日でも、
「一緒にがんばろう」と声をかけ続ける。
(もちろんその日の状況を把握したうえで無理のないように)
頑張るのは、本人なので
コーチングのような勉強の仕方にもなりますが、
子どもの「できる」を信じてすすめていくことで、
本人が自分の力に一番驚くはず。
その瞬間が楽しみでたまりません!
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