「検定の勉強をしよう」「新しいスキルを身につけよう」と思ったとき、休日にまとめて何時間も時間を確保していませんか? 実は、「週末にまとめてやる」よりも「毎日10分続ける」ほうが、学習効率も定着率も圧倒的に高いということが分かっています。
以前グループレッスンを行っていた時に、明らかに結果が出やすい生徒と成果が目に見えにくいゆっくりめの生徒さんがいました。何が違うんだろう、、といつも観察し分析もしていました。
ゆっくりめの生徒さんの特長は、「いつも宿題はレッスンの前の日か来る前の当日やってます!」というのが口癖が多く、成果の出やすい生徒さんは何かと頻繁に英語に触れている習慣がありました。本人はすでに習慣化されているので毎日英語を勉強している意識はなかったように感じますが、1週間を振り返ると(また保護者会でのお母さまの話から)ほぼ毎日英語に触れていました。
今回は、なぜ毎日のちょこちょこ学習がすごいのか、そしてそれを無理なく「無意識の習慣」にするためのステップを解説します!
1. なぜ「週1回まとめて」より「毎日10分」が効率的なのか?
週末にまとめて3時間勉強するのと、毎日10分(合計で週70分)勉強するのを比べたとき、後者のほうが圧倒的に記憶に定着します。
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エビングハウスの忘却曲線と復習の頻度 人間の脳は、時間が経つとすぐに忘れてしまう生き物です。週1回だと、次の学習までに記憶がほぼリセットされてしまい、毎回「思い出す作業」からスタートすることになります。一方、毎日触れていれば、脳が「これは重要な情報だ」と勘違いし、記憶が定着しやすくなります。
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「腰が重い」を防ぐハードルの低さ 「3時間まとまった時間を作らなきゃ」と思うと、始めるまでにものすごいエネルギー(意志の力)が必要です。しかし「10分だけ」なら、机に向かうハードルが一気に下がります。
2. 「最初の数週間」を乗り切るための踏ん張りどき
どんなに簡単な習慣でも、最初の2〜3週間は最もエネルギーを使います。
脳には「現状維持バイアス(ホメオスタシス)」という、変化を嫌う本能が備わっています。そのため、新しい習慣を始めると、脳は「やめようよ」「明日からでいいじゃん」とあの手この手でサボらせようとしてきます。
ここをしのごうと気負いすぎず、「最初の2週間は、歯磨きと同じくらいの儀式だ」と割り切って、とにかく机に向かうことだけを目標にするのがコツです。
3. ゴール:「意識しなくても学ぶ」レベルに持っていく
学びを習慣化するうえでの最終ゴールは、「やる気を出さなくても、呼吸をするように日々学んでいる状態」に達することです。
歯を磨くとき、「よし、今から歯磨きをするぞ!」と気合を入れる人は少ないはずです。それと同じで、朝起きたら自然にニュースや本に目を通す、移動の10分でアプリを開くといった行動が「ルーティン」になれば、意志の力はゼロで済みます。
このレベルに到達すると、努力している感覚すらないのに、1年後には周囲と圧倒的な差がついている状態が作れます。
実際の生徒さんたちの例をお伝えします。
①毎朝、朝食時のみ英語絵本の音源を聞き流していた(毎回音読発表があるのため)
②聞き流しはレッスン前後のみで、他の日はNHKの英語番組や洋楽を聞いていた
③宿題や聞き流しのほか、ディズニー映画を字幕で観ていた(聞いていた?)
④スケジュール表や3行日記を英語で書いていた
まとめ
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休日のまとめ学習より、毎日の「10分」をコツコツ重ねる
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最初の2〜3週間は脳の抵抗がある時期と知る。まずはハードルを低くする
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「無意識レベル」の習慣になれば、努力なしで成長し続けられる
「まずは10分だけ」の学習、数週間続けてみる!を、踏み出してみませんか?